今日はパック剤の話です。
皮膚に対して、血行促進、経皮吸収の促進、清浄作用の効果を持ち合わせていて、素材によって次のように分類されます。
「ピールオフパック」はひと昔前によく使われていたもので、ジェル状のものを皮膚に塗布してから少しすると皮膜を形成し、その後にこれをはがすというものです。皮膜形成剤としては「ポリビニルピロリドン」、「ポリビニルアルコール」などは押さえておきたいところです。
「粉末パック」は粉末成分に乳液などを加えてペースト状にしてから顔に塗布します。汚れの吸収をする「カオリン」や消炎作用のある「酸化亜鉛」などが配合されます。
「ワックスパック」は「パラフィン」を主成分とし、肌のきめを整える効果が大きいです。
その他、マッサージ店などで一般的な「オイルパック」はスクワランなどの油性原料を含んでおり、 使用後に洗い流す「ウォッシングパック」はメチルセルロースなどを配合しています。
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