第25回美容師国家試験香粧品化学より引用
香粧品用色材に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
① タルクは、主に紫外線遮断材として用いられている。
→× タルクは展延性に優れた体質顔料です。また、紫外線を散乱・反射させる性質ももっていますので、「紫外線散乱剤」としても使用されます。
② 雲母チタンは、光輝性顔料として用いられている。
→〇(正解) 雲母チタンは光輝性顔料、酸化チタンは白色顔料、微粒子酸化チタンは紫外線散乱材です。
③ 酸化鉄、カーボンブラック、グンジョウは、体質顔料とよばれている。
→× 酸化鉄(赤または黒)、カーボンブラック(黒)、グンジョウ
(青)はいずれも代表的な着色顔料です。
④ 香粧品に用いてよいタール色素とその規格は、美容師法で定められている。
→× タール色素は有機合成色素ともよばれ、法的な制限がありますが、その法律は美容師法ではなく、医薬品医療機器等法です。
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