国家試験ではそう深いところまで出題されるとは思いませんが、最低限必要なところは下にまとめておきますので覚えておきましょう。
「カラーエナメル」はかつての教材ではネイルエナメルと表現されていました。光沢をもち、接着性が高いことが求められます。その皮膜形成剤には「半合成高分子化合物」の「ニトロセルロース」が使用されますが、通常は接着性を高めるために予め爪にベースコートを塗布します。また、光沢をさらに高めるためにはネイルエナメルの塗布後に、その上にトップコートを塗布します。
カラーエナメルを剥がすためには皮膜を溶解する必要があり、これに使われるのが「エナメルリムーバー」です。アセトンや酢酸エチルといったごく代表的な有機溶媒が用いられています。
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