第34回美容師国家試験より引用。
アルコールに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
①メタノールは、溶媒として化粧水やヘアトニックに用いられる。
→×(正解) 一切の例外なく、メタノールは毒性が強いことから香粧品に用いられることはありません。
②エタノールは、皮膚組織を引き締める収れん作用がある。
→○ エタノールは汎用性が高く、香粧品の溶媒以外にも、殺菌作用、収れん作用も持ち合わせています。
③グリセリンは、保湿剤として用いられる。
→○ アルコールの中でも、プロピレングリコールとグリセリンには保湿効果があり、保湿剤の有効成分として使用されています。
④セタノールは、クリームや乳液の乳化助剤として用いられる。
→○ 高級アルコールに分類されるセタノールは、乳化を促進させる作用をもつため、界面活性剤とともに用いられます。
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